病気の診断や治療を目的として、医師又は歯科医師の指示の下に各種の検査を行う医療職種です。臨床検査技師は国家資格を有し、病院、検査センター、企業、大学等で検査や研究を行い、特に病院では診断や治療に必要な検査結果を正確・迅速に医師に報告する重要な仕事を担っています。

臨床検査の種類

　臨床検査は大きく「検体検査」と「生理機能検査」の２つに分かれます。

• • 検体検査には、一般検査、生化学検査、血液検査、微生物検査、病理検査などがあり、血液や尿、髄液、便、喀痰、組織細胞などの検体を使って症状を把握する検査です。
  • 生理機能検査には、心電図検査、脳波検査、超音波検査などがあり、身体に器具を装着して直接生体の情報を得る検査です。

臨床検査技師の仕事（病院の場合）